WeChat公式アカウントについて
2015年02月05日

前回、Wechat店舗のところで少しだけ公式アカウントについて触れましたが
今回はもう少し詳しく公式アカウントについて勉強してみましょう。

個人アカウントと公式アカウントの違いとは何でしょう?

携帯番号があれば誰でも登録できるWeChatの個人アカウントに対して、
身分証などを提出して正式に審査を受けて開いたアカウントを
公式アカウントと言います。

(現在は携帯番号が必要ですが、1年前はQQアカウントだけで登録ができたので
幾らでも架空のアカウントを作れたのです。)

また、個人アカウントも公式アカウントも日本語では同じフォロワーですが、
中国語では、個人のアカウントのフォロワーを好友(ハオヨウ)、
公式アカウントのフォロワーを粉丝(ファン)と言い、区別しています。

公式アカウントで何ができるのか?

個人アカウントでも一斉メッセージの配信はできますが、
一回に200までという制限があります。
しかし、公式アカウントではその制限がありません。
更に、ユーザーをフォルダー分けし、そのフォルダー分けしたユーザーにだけ
メッセージを送ることができます。
例えば、

上海に住む30代のホワイトカラー
北京に住む不動産所有者
広東省に住む未婚の20代の女性

だけにメッセージを配信するということができるようになります。

もちろん、そういうリストを集めることができればの話ですが。

また、個人のアカウントでは、テキストのみ、画像のみ、音声のみ、映像のみと言うように
単体でしか送ることができませんが、
公式アカウントでは、それらを組み合わせたものを送ることができます。

下図は、文字と画像を組み合わせたものです。
赤枠部分をクリックすると前文を見ることができます。
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そして、その案内を何人のユーザーが見たのかも分るようになっています。
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文字や写真だけの案内に比べてはるかに分りやすい情報をユーザーに
送ることができるのです。

公式アカウントの種類

公式アカウントには訂閲号、服務号、企業号の3種類があります。
企業号は主に企業内だけの秘密のやり取りをWeChatで行うためのシステムです。
予め公式アカウントに登録した人しか使うことはできません。

一般に皆さんが目にする機会が多いのは、訂閲号と服務号の2種です。

またそれぞれWeChat認証を申請することができます。

そのため、正確には、訂閲号、訂閲号認証済、服務号、服務号認証済の4種類となります。

下図はその4つの公式アカウントの機能を図にしたものです。
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訂悦号と服務号の一番大きな違いは、
訂閲号は一日一回一斉メッセージを配信できるのに対し
服務号は月4回しか一斉メッセージを配信することができません。

しかし、服務号の記事は一般のフォロワーの記事と同じ箇所に送られてくるため
非常に目に付きやすいのですが、
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訂閲号の記事は「購読」の中に入れられるため、「購読」をクリックしないと、
何処からのメッセージなのか分らないという欠点があります。

下図は「購読」をクリックしたところですが、私自身何処から来たのか見るのが面倒なので、
記事を貯めてしまっています。
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そういう意味では、記事が広告の中に入らない服務号の方が良いかもしれません。